本レビューその4
今回は生物受験者、特に二次まで受ける人に是非読んでもらいたい本です。
最近有名になってしまったらしく、有名になる前にその本を買った自分はなんとも複雑な気分です。
しかし文章も上手いし人気が出るのは当たり前かなとも思います。
では紹介します。
「生物と無生物のあいだ」です。
なんとも心惹かれるタイトルですね。
題の付け方が上手い。
自分のブログのネーミングセンスとは月と鼈ですね。
まぁそれはさておき何がオススメかというと。
初心者でも分かりやすくするために、著者が分子生物学の流れを淡々と説明してくれます。
有名な人の名前が多々出現し、何をしたかも説明してくれるのでセンターや二次の人物名の対策にもなりますよ。
それに説明文も教科書より分かりやすいから、これを読めば頭にすんなり入るかもしれないです。
関係ないですが、管理人は本を読みながら、生物の資料集に出てたなぁとしみじみしてました。
人気のものに飛びつくってのは気が引けますが、
実際に良い本であるので読んで損はないと思います。
そんなに長くないですし、是非書店にいった際は開いてみてください。
(追記 2012.02.13)
久々に「生物と無生物のあいだ」を流し読みしましたが、生物未履修者の導入本としてもいいと思われます。
最近では理科三科目を課す大学が増えつつあるので、化学・物理履修者にとっては生物への初めの一歩として適しています。