本レビューその1
実は管理人は本をよく読む人間なんです。
いいですよ、本は。
管理人自身、小説より評論形式のものをよく読みます。
小説は高校生のときはよく読みました。
巷で流行っているあるケータイ小説なんかをみてみたんですけど、
著者が小説を小説たらしめている物を分かってないみたいなんで悲しくなりました。昼ドラの劣化版を見た気分になりました。
別に全てのケータイ小説を批判しているわけではないですよ。
あれくらい初心者にも読みやすい文章ならば、読み手が活字に興味を持ち本の世界に飛び込んでくれる可能性だってあります。
きっかけは何であっても良いんです。
実際自分も人に言えないような(猥褻とかそういうのじゃなくて)小説から入りました。
話はそれてしまいましたが、要は管理人の独断と偏見で本をレビューするってことです。
少しでも興味をもってくれたら、もしくはなんかいい本ないかなーと探している人がいたら参考になるとうれしいです。
まぁ雑記なんで軽く見てください。
受験中は勉強以外をするのは心苦しいかとは思いますが、是非緩急をつけるための趣味を持ったほうがいいと思いますよ。
んじゃ紹介するっす。
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きっとこの記事の読者は見事に期待を裏切られたと思っているでしょう。
「こんなに評論や小説の話しながら・・・漫画かよ管理人」とあきれないでください(´・ω・`)
至って真面目にオススメしてるんですから。
横山光輝氏の書いた漫画って結構長くて10冊以上超えるのはざらなんですが、これは全四巻です。
しかもあの伊達政宗ですよ。(管理人が大好き)
こっから真面目にレビューします。
伊達政宗の生涯は、まさに波乱万丈でした。
小説か!と思わせるほどのドラマがそこに内在しているのです。
そこら辺の変な小説を読むよりずっと面白いです。
幼いころに天然痘を患い、片目を失う。
母親からは嫌われる一方、父親からは非常に愛される。
その後父親は死に、母親からは毒を盛られ殺されかける。
その時身を守るために弟を斬殺する。
少し書いただけでもドラマを感じますね。
伊達政宗の生きている時代には、歴史を動かす偉人が三人も登場します。
織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康。
結果、天下は徳川家のものとなり、長らく安天下が続きました。
しかし、実は伊達政宗はあと20年早く生まれていたら歴史が大きく変わっていたかもしれないといわれているほどの人物。
知恵者であり、器の非常に大きい人物でした。
また、正宗が幼い頃から長く師事した虎細禅師も素晴らしい方です。
その教えを生涯貫き通した正宗は、やはりすごいとしかいいようがないですね。
歴史の勉強としてだけではなく、生き方も学べる正に良書であると思います。
細かい内容は是非読んで確かめてくださいね。