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再受験

今回は医学部受験時の思い出話です。

実は個人的に応援していた「うつ病もちの医学部再受験日記」の管理人さんが事情により受験を断念するということらしいです。
残念ですがご本人が決断なさった以上仕方ありませんね。
これからまた再受験をする機会もあるかもしれませんし、どの道に進んでもがんばってもらいたいです。

まぁそういうことがあったので、再受験生についての思い出でも書いてみようかと思い立ったわけです。
これからお話する再受験生との出会いで私自身の受験勉強への考え方や方法が 良い方向へと向かっていったのだと思います。
医学部は特に再受験生が多いです。
というか年代の幅がとても広い。
そのために本当に面白い学部だと思っています。
学ぶことが多々あります。

私がまだ受験生のときの話です。
国立医学部学科試験の次の日、面接の試験があるんです。
そこはグループ面接で、数人の受験者と一緒にディベートするというものでした。
そして面接は無事に終わり、緊張が解けた中控え室で少し話していたのですが。
するとなんと私以外全員再受験生だったのです。
会社員、主婦、学校の先生、大学中退後フリーターをしながらという方もいました。
もう医学部受験の現状を垣間見た感じでカルチャーショックを受けましたね。
そして解散後、大学中退して図書館で勉強しているという人と一緒に帰ることになったのです。
バスの中で、最初は試験の出来などを話していたのですが、 途中から勉強方法についての会話になったのです。
長くそのことについて話したのですが、 最後に言った一言が受験勉強についての核心をついていましたね。
その人は、 「とにかく医学部は標準問題をいかに確実に多く解けるかだよな」 といっていました。
まぁ結果としてそのときは私は落ち、その人は合格していたのです。
三月になり、私は今後どうするかを考えていたのですが、 結局その人の言葉を中心に据えた勉強を開始しました。
とにかくこのブログに載っているような方法で標準問題をやりまくりました。
そしてその結果医学部に入学できたのですが、 そのことでその人が言った言葉の裏づけができました。

今書きながら思ったのですが、似たようなことを前に書いたかもしれません。
でもとにかくそれほどこのことが大事だと確信しているということです。
特に再受験生の方々には、金銭・社会的制約がある中大変厳しいと思いますが、是非当ブログの方法を行って合格を勝ち取ってほしいと思います。

うまく計画を立てれば学生も再受験生も一人一人にあった勉強ができると思うので、 今後もがんばってください。

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