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科目別センター対策・現代文

今回はセンター試験特有の傾向を把握しましょうって言う記事です。
センターの科目を細かく分けると

(一般的な受験科目)

・評論文
・小説
・古文
・漢文
・数学1A
・数学2B
・英語
・理科二科目(or一科目)
・社会一科目(or二科目)

となります。

もちろんそれぞれの科目での特徴も異なりますので、どのように解けばよいかを書きます。

参考にしてみてください。

今回は評論・小説について書きたいと思います。


(評論)

評論は何が重要かというと、意味段落分けとその把握です。

これができれば90%できたようなもんです。


残り10%は漢字ですね。

段落わけとは、問題文を大まかに分けることです。

例えば、Aということについて言及しようとした文章があるとします。

そして、それを説明するためにBという対立事項を、更にCという類似事項をもってきます。

そして文章が構成されます。



こんな感じになっているわけです。

矢印は”対立”、イコールは”同値”を意味します。

そしてこれがどういう意味を持つかというと。

文の入り口のAは設問2、Bは設問3、Cは設問4、まとめが設問5となるわけです。

実はセンターは意味段落ごとの重要点を聞いた問題なのです。

細かく言うと、AではA内の二つの対立したものについての問題。

B、C、まとめ(=D)ではその内容についての問題。

これは東大の問題と類似しているんです。

てことで、その意味段落分けが出来る様になれば安定してよい点が取れます。

一回過去問を解いてみれば、(解かなくても段落分けして答えと照らし合わせれば)分かりますよ。

もしくは段落わけした後、傍線部が段落ごとに一つずつ入っているか確認するとか。

また、だいたい文末の傍線部は文全体の要旨を聞きますから、

最後の段落に二つの傍線が入っている可能性が高いです。

まぁそんな感じで解いてみてください。


(小説)

小説も全く同様です。

小説は場面わけしてください。

人が出入りしたり、場所が変わったりしたところできってみてください。

また、小説特有のものは、場面の状況と人物の心境が重なるところでしょうか。

例えば、主人公が暗い気持ちのときは、天気は雨で空が薄暗くなっているとか。

そんな感じです。

更に、センターの文自体は長いですが、人物を意識して読めば楽です。

特に人物の対比をしてみてください。


次回は古文・漢文を攻めたいと思います。


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