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国公立二次試験戦略編

国立の二次までは残り約一ヶ月ですね。
国立一本または私立は1、2校しか受けないという方はどの大学も対策を怠らないで今までのようにやってください。

問題は私立を多く受けるという方です。
多分この記事を見ているということは、少なくとも国立が本命でしょうから国立を落とすのは避けたいはずです。
とりあえずやったほうがよいことは、私立編でも書いたように大学の傾向を調べることです。
すべての大学をやってください。
なるべくリストにしたほうがよいかもしれません。

そのメリットは、例えば、理系は二次試験では英数理が課せられます。
そこで各大学の傾向を書き出し、リスト化します。
そうすることで今後一ヶ月自分が何をするべきなのか、また何をしなくてもよいのかをはっきりさせることができます。

例えば、当たり前の話ですが、もし受ける大学全てに確率が出なかったら、やる必要はないわけです。
その部分はすべて飛ばしましょう。
また、多くの大学で重なる分野はいつもの量でよいと思います。

注意が必要なのは、志望校によってバラつきのある単元です。
重なる分野は必然的に学習量は増えるのですが、バラつきのある分野はそうもいきません。
自分で調節する必要があります。
予定表に受験日程を書き込み、計画的にこなすことのできるように工夫する必要があります。

しかしながら、逆に言うと特定大学のみ出題される単元はその大学が終われば学習する必要はないのですから、そのことを念頭に置けば計画は立てやすいはずです。
また他にやっておきたいことは、受験校の中で行きたい大学ランキングをつけておくことです。
センターの結果が出て国立の出願前の今の期間にやるべきでしょう。

先ほどもいいましたが、この記事を見ているということは国立が第一志望でしょう。
例として、志望ランキングの一位が国立の場合、国立までは一ヶ月あるわけですが、毎日国立向けの勉強はどこかに挟んでおきましょう。

つまり第一志望の勉強だけは毎日するのがよいってことです。
毎日のモチベーションの維持に役立ちますし、更には第一志望へ向けての準備を万全に整えることが出来ます。
ここで注意してもらいたいのは、ランキングは捨て受験を決めるためではないということです。
上位の学校ほど努力する必要があることを認識してもらうためなのです。
ただなんとなく見たり、思ったりしているだけではだめです。
森を見て、更には木も一本一本見ておくことで不安要素をはっきりさせる必要があり、ランキングはそのためのツールの一つであるということです。

若干長くなりました。すみません。 センターぼけがあると思うので、なるべく早く勘を取り戻しましょう。

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