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古文・勉強チャート

古文は理系にとって、一番鬱陶しい科目といえるでしょう。
もはや外国語ともいえる科目は、努力なしには成績は伸びません。
しかし、古典の点数は国語の四分の一の配分であるので、
しっかりと勉強しようとする人は決して多くありません。
また元々日本語である以上なんとかなるだろうと楽観視してしまいがちです。
そういうことで、古文の勉強はとっつきにくい。


そこで、古文で高得点を取るためのフローチャートを作ってみました。
古文はやればすぐ伸びる科目であるので、単語、文法、読解用文法をきちんとやれば、 点数は自ずと伸びます。



<1、読解用文法>
まずは古文を読むということの抵抗を減らすようにしましょう。


「荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文―すらすら読むための文法講座 (大学受験超基礎シリーズ」
マドンナ古文です。
この本では読解用の文法を学びます。
まず文章を読むためには、主語、接続語などの文法事項のマスターが必須です。
しかしただ単調に文法をやるだけでは古文に対する嫌悪感は拭えないと思います。
やはりある程度文章慣れが必要です。

そのためにこの参考書を紹介しました。

<2、単語>

1、(または3)と平行して単語を学習します。


「マドンナ古文単語230―荻野文子の超基礎国語塾 (大学受験超基礎シリーズ)」

巻末の単語カードですが、作るのに時間がかかるので時間がある人以外は別に無理して作る必要はないかと思われます。
本自体もコンパクトにまとめられていますので、本のみでも持ち運び可能です。
この本も読解に必要な単語ばかりを集めたものですので、文章読解に役立ちます。
230では少ないのではないかという声も聞こえますが、センターレベルで読解する文には問題ないかと思われます。

565(古文単語ゴロ565 増補改訂版―大学入試 ゴロで覚える)も人気はありますが(管理人も持っていました)、やはりすべて語呂に頼るのは良くないかと。

230では足りない部分を補うようにしてください。

<3、基礎文法>
読解演習だけではなく、設問にも登場する文法を攻略できるようにしておきましょう。



「古典文法基礎ドリル (河合塾SERIES―ステップアップノート30)」
このノートは良書です。
問題数も少なく、且つとてもわかりやすく編集されています。
もちろん初学者向けでもあるので、最初に手を付けましょう。
いわゆる「アウトプット」用です。

1、の前でも結構です。



<4、センター対策仕上げ>



「センター古文解法マニュアル (大学受験合格請負センター試験対策シリーズ) 」

一章の文法は苦手なところのみを。
この本で生かすところは、著者が”モノサシ”と呼んでいる解法です。

1〜3をやっている状態で取り組んでください。
頭に抵抗なくスッと入ってきます。
ここまでやればセンター古文では40点以上は固いでしょう。

実際ここまでやるのに2ヶ月も掛からない上に、ここまでやればアベレージが満点近くになります。マジで。

各自自分で微調整もしながら、こんな感じで学習してみてください。
それでは今回の記事はここまでです。がんばってください。

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